シェアでんき(シェア電気)とは?初期費用0円の太陽光の仕組み・料金・条件|徳島の新築

「太陽光発電、つけられるならつけたい。でも、数百万円はさすがに……」
家づくりの打ち合わせで、何度もお聞きしてきた言葉です。電気代は上がる一方で、停電も心配。それでも、住宅ローンに太陽光の費用まで上乗せするのは、なかなか決心がつきませんよね。
そこでふうりんのお家では、初期費用0円で太陽光発電を載せられる「シェアでんき」を、新築される方にご案内できるようになりました。
「シェア電気」と漢字で検索される方も多いサービスですが、正式な名前は「シェアでんき」です。
「0円って、本当に?」「あとから何か請求されるんじゃ……」と思われるのも当然です。この記事では、仕組みからお金の流れ、申し込みの条件まで、できるだけ正直にお伝えします。
- シェアでんきが初期費用0円でできる仕組み
- 毎月のお支払いの考え方と、15年後にどうなるか
- 申し込みできる条件と、導入までの期間
- ふうりんのお家で家を建てる場合の進め方
結論から
- シェアでんきは、ご自宅の屋根を貸して、そこで発電した電気を買うサービスです
- 太陽光パネルや機器の設置費用は、シェアでんき(株式会社シェアリングエネルギー)が負担します。だから初期費用は0円です
- お支払いは、太陽光でつくった電気を使った分だけ。単価は公式サイトで1kWhあたり22円〜30円(税込)とされています
- 契約期間は15年(20年の場合もあり)。期間が終わると、太陽光発電システム一式が無償で譲渡されます
- 対象は新築のお住まい。契約から稼働まで約9か月かかるため、家づくりの早い段階でのご相談がおすすめです
シェアでんきとは? ひとことで言うと「屋根を貸して、電気を買う」
ふつう太陽光発電は、パネルや機器を買って、自分のものにするものです。そのぶん、最初にまとまったお金が必要になります。
シェアでんきはそこが違います。
契約期間中、太陽光発電の持ち主はシェアでんきです。お客さまは「設置場所として屋根を提供する」かわりに、「そこでできた電気を割安に使える」。この関係で成り立っているので、最初にお金をいただかずに済む、というわけです。
「0円ソーラー」「PPA(ピーピーエー)モデル」と呼ばれる仕組みのひとつで、ここ数年、全国で広がってきました。
シェアでんきの6つのポイント
シェアでんきの料金|毎月の支払いはどう考える?
ここがいちばん気になるところだと思います。
シェアでんきを付けた家では、電気の買い先が2つになります。
- 昼間、屋根で発電している電気 → シェアでんきから買う(1kWhあたり22円〜30円・税込)
- 夜や雨の日など、足りない電気 → これまでどおり電力会社から買う
公式サイトでは、電気代がお得になる理由として次の3つが挙げられています。
- 太陽光でつくった昼間の電気を、電力会社から買うより安い単価で使える
- 電力会社から買う電気が減るので、使った量に応じてかかる再エネ賦課金も減る
- 契約終了後は、余った電気の売電収入も受け取れる
つまり、昼間に電気をたくさん使うご家庭ほど、メリットを感じやすい仕組みです。在宅ワークの方、小さなお子さんがいて日中もエアコンを使うご家庭、共働きでも洗濯乾燥機や食洗機を昼間のタイマーで回せるご家庭などが、それにあたります。
ご家庭ごとに、屋根の向きや広さ、電気の使い方はまったく違います。「うちだと実際どうなるか」は、図面をもとにシェアでんきが作るプランで確認できます。数字を見てから決めていただいて大丈夫です。
なお、支払い方法は原則クレジットカードです(VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners)。
申し込みできる条件
シェアでんきは、ご自宅の状況を確認したうえで審査があります。公式サイトに載っている主な条件は次のとおりです。
- ✓新築のお住まいであること
- ✓対象エリアの電力会社の管内であること(四国電力管内=徳島県も対象)
- ✓蓄電設備や、ほかの発電設備(エネファームなど)を設置していないこと
- ✓申し込むご本人、またはご家族が65歳未満であること
「うちは当てはまるかな?」と迷ったら、家づくりのご相談のときに聞いていただければ、一緒に確認します。
新築の太陽光はいつから使える? 導入までの流れ(約9か月)
シェアでんきは、契約からサービス開始まで、およそ9か月かかります。これは経済産業省や電力会社への申請に時間がかかるためで、シェアでんきに限らず、ほかの同じようなサービスでも同じくらいかかるそうです。
新築の場合、この9か月をどう工事のスケジュールと合わせるかが大切です。
「太陽光も気になっている」とひとことお伝えください
図面をもとに、シェアでんきが最適なプランを作成します
本人確認のあと、WEB上で契約します
契約から約1週間で、シェアでんきが国・電力会社へ申請します
ふうりんのお家とシェアでんきで日程を調整して工事します
国の認定と電力会社の手続きのあと稼働。稼働した翌月1日からサービス開始です
公式サイトにも書かれているとおり、申請の状況によっては、お引き渡しの日にはまだ太陽光が使えないこともあります。「新築に太陽光を載せたのに、すぐには使えない(売電が始まらない)」というのは、シェアでんきに限らず、太陽光を新しく設置するときに国の認定と電力会社の手続きが必要なためです。
だからこそ、間取りを考え始める頃に「太陽光も検討したい」と言っていただけると、屋根の形や向きも含めて無理のない計画が立てやすくなります。あとから載せようとすると、屋根の形によってはパネルの枚数が限られてしまうこともあるためです。
契約中のサポートと補償
契約期間中、太陽光発電の持ち主はシェアでんきです。そのため、お客さまご自身でメンテナンスをする必要はありません。
万が一の事故や故障にも補償があり、公式サイトでは次のような例が挙げられています。
- 火災・落雷・爆発
- 風災・雹(ひょう)災・雪災
- 建物の倒壊(※地震による倒壊は対象外)
- そのほか、不測かつ突発的な事故による破損など
台風の多い徳島では、風災が補償の範囲に入っているのは心強いところです。一方で、地震による倒壊は対象外なので、ここは覚えておいてください。
ふうりんのお家からお伝えしたいこと
太陽光発電は、「つけたほうが得か、損か」だけで決めるものではないと、私たちは考えています。
昼間の電気の使い方、何年住むつもりか、将来の家族の人数。そういったことで、向いているかどうかは変わります。0円ソーラーには15年という長い契約もありますし、ほかの選択肢と比べて考えたい方も多いはずです。
「0円ソーラーの注意点も、ちゃんと知ってから決めたい」という方は、こちらの記事で正直にまとめています。
まとめ
- シェアでんきは「屋根を貸して、電気を買う」仕組み。初期費用は0円
- 太陽光の電気は1kWhあたり22〜30円(税込)。昼間に電気を使うご家庭ほどメリットを感じやすい
- 契約は15年(または20年)。終了後は設備一式が無償で譲渡され、売電収入も得られる
- 対象は新築・四国電力管内(徳島県もOK)・65歳未満など。審査あり
- 稼働まで約9か月。間取りを考え始める頃のご相談がおすすめ
よくある質問
樫本 若奈
打ち合わせで「太陽光はあきらめました」とおっしゃる方を、これまで何人も見てきました。シェアでんきは、その選択肢をもう一度テーブルに戻せるサービスだと思っています。もちろん、すべてのご家庭に向いているわけではありません。屋根の形や暮らし方をうかがいながら、「うちの場合はどうか」を一緒に確かめていきましょう。
日当たりのいい場所を見つける名人は、事務所の看板猫かもしれません。🐈
※本記事のサービス内容・料金・条件は、シェアでんき公式サイト(https://share-denki.com/)の2026年9月時点の情報をもとにしています。最新の内容や詳しい条件は、プランのご提案時にご確認ください。「シェアでんき」は株式会社シェアリングエネルギーが提供するサービスです。
